リーマンショックによる後の経済状況について
2,008年9月にアメリカのリーマンブラザーズと言う、大手証券会社が破綻してから、世界各国は不況の波へと陥っています。
当時、リーマンブラザーズの負債額は6・130億ドル(約64兆円)の負債を抱えていました。では、どうしてアメリカにあるたった一つの証券会社が破綻した影響で世界各国が不況に陥って行ったのでしょうか。原因の一つとされているのが、サブプライムローンの仕組みが関わってきています。
サブプライムローンとは、アメリカが低所得者向けに行ったローンのことです。低所得者層向けの住宅ローンなどから構成される資産を担保として発行される証券を世界中の様々なファンドや証券会社に配っていったのです。けれど、アメリカの住宅価格は下がっていったのです。そして気が付けば米国証券業界4位に名を上げるリーマンブラザーズは破綻してしまったのです。その影響で世界各国に不況の波が押し寄せてきたのです。
また、当初この事は日本に余り影響が無いと考えられてきました。何故なら、サブプライム関連の商品を余り持っていないと考えていたからです。けれど、アメリカが不況になるという事は当然日本も直ぐに影響が出てきます。最初に輸出産業がダメージを受け始めました。その後に車の輸入も困難になって来たのです。その他にも色々な場所から影響が出始め、気が付けば世界は不況の真只中に陥ってしまったのです。
また、リーマンブラザーズが倒産して、約一ヵ月後の10月24日には、クロス円が100年に一度と呼ばれる大暴落をしたのです。リーマンブラザーズの破綻から少し落ち着きを取り戻し始めた頃に、この大暴落は金融関係や投資家の間でも大問題になっていました。この頃の為替は落着く様子は全く無く、常に為替変動が起きていたのです。金融危機や経済悪化懸念でドルやユーロに魅力が無くなり、高金利で魅力があったオセアニア通貨も、金利を下げはじめた結果誰も買い手がいなくなり、行き場を無くした資金が消去法的に、円に流れてきたのです。その頃の円は他国と違い一番安全だと言われていたので、各国の投資家達は自然と円に目を向けたのです。